最新記事

クーデター

医療崩壊のミャンマー、2週間以内に人口の半分が新型コロナ感染も=英国連大使

2021年7月30日(金)12時58分
ミャンマー北部ザガイン管区で患者にマスクを付けるボランティア従事者

英国のバーバラ・ウッドワード国連大使は29日、今後2週間にミャンマーの人口5400万人の半分が新型コロナウイルスに感染する可能性があると警告した。写真はミャンマー北部ザガイン管区で患者にマスクを付けるボランティア従事者。5日撮影(2021年 ロイター)

英国のバーバラ・ウッドワード国連大使は29日、今後2週間にミャンマーの人口5400万人の半分が新型コロナウイルスに感染する可能性があると警告した。

ミャンマーは、2月1日の軍事クーデター以来混沌状態にある上、英米などが軍政に制裁を発動している。

ウッドワード大使は、ミャンマーに関する国連安全保障理事会の非公式会合で「クーデターで(ミャンマーの)医療はほぼ崩壊状態となり、医療従事者は攻撃・拘束されている。新型コロナは極めて急速に拡大しており、2週間以内に人口の半分が感染するとの推計もある」と述べた。

ミャンマーでは6月以降感染が増加している。メディアが報じた保健省のデータによると、28日に確認された感染者は4980人、死者は365人だった。医療・葬儀業界は、はるかに多い数を見積もっている。

かつてのミャンマー民主政権を代表するチョー・モー・トゥン国連大使もこの会合に出席。ワクチンの効率的な提供のため国連の監視を要請した。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...



ニュース速報

ビジネス

Wファーゴの資産規制、問題是正を確認するまで継続=

ワールド

米債務上限法案、上院で来週採決目指す=民主党

ビジネス

パウエル議長、FRB当局者の私的金融取引に不快感

ビジネス

中国恒大の債務問題、資本市場に影響も=HSBCトッ

MAGAZINE

特集:予防医療の時代

2021年9月28日号(9/22発売)

病気は「治す」から「防ぐ」へ......ゲノム検診で異常検知し超極小「ナノマシン」が細胞診断する日も近い

人気ランキング

  • 1

    男性の平均寿命トップから36位へ 沖縄があっという間に「短命県」になったシンプルな理由

  • 2

    韓国の技術革新力が世界5位に──K ポップの活躍も要因。日本の順位は?

  • 3

    サイを逆さ吊りにする実験結果がイグノーベル賞を受賞

  • 4

    生放送の天気予報に堂々と映り込む犬「おやつが欲し…

  • 5

    「中国版リーマン・ショック」恒大集団の経営危機が…

  • 6

    中国版リーマン・ショック、「恒大」破綻危機で世界…

  • 7

    マスクなしでスーパーを埋め尽くす「買い物テロ」に…

  • 8

    タリバンがブラックホークを操縦する異常事態、しか…

  • 9

    ハリケーン被害:洪水で流れてきたワニに庭で食われる

  • 10

    ドイツ震撼 コンビニのバイト学生がマスク着用を注…

  • 1

    「携帯キャリアと正反対」 ネットフリックスが幽霊会員を退会させる狙いとは?

  • 2

    家族を優しく守ってくれる「吠えない」大型犬

  • 3

    男性の平均寿命トップから36位へ 沖縄があっという間に「短命県」になったシンプルな理由

  • 4

    27歳で早期リタイアできるだけの資産を形成した私の…

  • 5

    4000回の腕立て伏せを毎日、1年間続けた男...何を目…

  • 6

    ハリケーン被害:洪水で流れてきたワニに庭で食われる

  • 7

    国石「ヒスイ」が生まれる東西日本の境界を歩く

  • 8

    韓国の技術革新力が世界5位に──K ポップの活躍も要因…

  • 9

    「ただ話を聞いてくれるだけ」の存在が、脳の老化を…

  • 10

    サイを逆さ吊りにする実験結果がイグノーベル賞を受賞

  • 1

    「レオ様」激似の顔を持つ男...その数奇な運命と、たどり着いた境地

  • 2

    中国の衛星が3月に軌道上で突然分解......その理由がようやくわかった

  • 3

    来日25年のフランス人が気付いた、日本の「あり得ない」裏の顔

  • 4

    失敗学の研究者が見た、日本人の「ゼロリスク」信奉

  • 5

    タリバンがブラックホークを操縦する異常事態、しか…

  • 6

    エヴァンゲリオン、美しく静かなラスト...ファンもこ…

  • 7

    無人島にたどり着いた日本人たちがたらふく味わった「…

  • 8

    小さな子供がいる家庭にぴったり! 「優しい」性格が…

  • 9

    動画サイトの視聴で広がる集団疾患、世界の若年層で…

  • 10

    330匹の猫が不審死...原因はペットフードか 重症猫…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

STORIES ARCHIVE

  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月