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NYで生きる!ワーキングマザーの視点

ベイリー弘恵|アメリカ

食べたいモノだけ食べるダイエットの反逆者ニコカド

©i-Stock

アメリカで大人気の大食いユーチューバー、ニコカド(Nikocado Avocadoの通称、本名Nicholas Perry)。ちなみにニコニコカドカワの略称ではりません。二コカドは、そもそもベジタリアンでバイオリニストだった時期もあった。ある時期から、食べたいものを食べたい放題ってのを売りにして人気を得ている。

すでにアメリカでは、セレブともいえる存在なのだ。Youtubeのサブスクライバーの数もハンパではないが、Cameo.comというプライベートでチャットができたり、映像を送ってもらえるというサービスも、予約でいっぱいらしく買えないという人気。Cameo.comでは、オンラインでサブスクライバーから100ドルを払って依頼をうけ、個人的にメッセージを送ったり、写真を送るということでも収入を得ているのだという。

大食いで有名な人やテレビ番組も日本にもたくさんあるが、それをアメリカに広げたのは、2010年くらいから韓国で人気となったモクパン、モッパン、モクバン(英語では、Mukbang)と称されている番組。2009年にアフリカTV(韓国版のYoutubeみたいなもの)が始め、ライヴ中継にて大食いの人が視聴者と交流しながら、どか食いする放送から始まった。

二コカドは、そのモクパンを2016年からYoutubeで放送し、彼が運営するいくつかのYoutubeチャンネルを合わせると、いまや510万人( 5.1 million Feb 2021時点)のサブスクライバーを集め、アメリカで有名になったモクパンユーチューバーなのだ。

二コカドのメインチャンネル→Nikocado Avocado

肥満になっても食べたいモノだけ食べて生きているダイエットの反逆者ニコカド。食べたいモノっていうのが、スパイシーで脳に直接刺激がいくような、ダイエットのため禁じている人もいるカーボ(炭水化物)たっぷりの食べ物。ヘルシー思考の人たちは、ぜったいに賛同しないってわかるんだけど。

人間って、何が正しいことなのか?っていうのは、時の人気者やリーダーによって変わっていく。人気者が正しいっていえば、それに従う人がいたりするのだ。とはいえ、ニコカドをフォローする人たちは、まだまだマイノリティー。しかし、マイノリティーがそのうちにマジョリティーになる可能性だってある。ここまで太ってしまって健康を心配する人も多く、本人もやめたいと言うことがあった。本来メンタルに疾患のある二コカドは、注目を浴びてないと生きていけない精神状態なのかもしれない。

お子様への食育としての悪影響はとても心配だけど、ファン層はというと、二コカド本人が言ってたらしいが、中年の女性が多いという意外な状況。おそらくアメリカにいる中年女性たちは、自分たちがやっているかもしれないダイエットのジレンマから、一瞬でも逃れるために、二コカドを見て楽しむのだろう。

動画では、二コカドが食べる姿ばかりではなく、コメディーたっぷりな二コカドのおしゃべりも楽しめる。内容はといえば、とにかく食べることと、自分がいかに太ってるかってこと、ゲイの彼氏との関係についてを語りながら食べまくる。見てる人にとっては、まったく無意味な感じの内容なのだが、それがむしろ色々な悩みを抱えてる現代人の息抜きとなっているのかもしれない。

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食育とは

 

Profile

著者プロフィール
ベイリー弘恵

NY移住後にITの仕事につきアメリカ永住権を取得。趣味として始めたホームページ「ハーレム日記」が人気となり出版、ITサポートの仕事を続けながら、ライターとして日本の雑誌や新聞、ウェブほか、メディアにも投稿。NY1page.com LLC代表としてNYで活躍する日本人アーティストをサポートするためのサイトを運営している。

NY在住の日本人エンターテイナーを応援するサイト:NY1page.com

ブログ:NYで生きる!ベイリー弘恵の爆笑コラム

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